建設会社

【私の仕事の魅力】
育児と仕事を並行している女性社員が多く、建設業界も男女ともに働き続けやすい環境整備が進んできたことを肌で感じています。
石川(いしかわ)育子(やすこ)
鹿島建設株式会社 東京土木支店
土木部 生産計画第2グループ 勤務
(香川県立丸亀高等学校 普通科出身)
2007年学部卒 2009年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
私は入社以降、現場監督業務や設計業務を経験しました。大学時代に学んだ内容をもとに判断を下す機会も多々ありました。現在は産休育休を経て、イヤイヤ盛りの3歳と2歳の息子の育児に奮闘しつつ、新規工事を入手するための部署で働いています。周囲にも育児と仕事を並行している女性社員が多く、建設業界も男女ともに働き続けやすい環境整備が進んできたことを肌で感じています。いつか皆様とともにインフラを支える構造物を造る喜びを共有できる日を楽しみにしています!
【社会建設工学科の魅力】
大学入学を機に慣れない土地で一人暮らしを開始する方も多いと思いますが、非常に面倒見の良い教授陣や気のおけない友人とともに、アットホームな雰囲気のなか学べること。また、留学支援や学会参加にも積極的なことが魅力だと思います!
【私の仕事の魅力】
最も仕事にやりがいを感じたことは、終電後から始発までの短時間に桁を移動させ、線路を地上から構築した高架橋上へと切り替える工事を無事に完了できたことです。
後田(うしろだ)真里(まり)
大成建設株式会社 勤務
 
(長崎県立長崎西高等学校 普通科出身)
2010年学部卒 2012年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
昨年まで建設現場で施工管理業務を行っていました。その中で最も仕事にやりがいを感じたことは、終電後から始発までの短時間に桁を移動させ、線路を地上から構築した高架橋上へと切り替える工事を無事に完了できたことです。様々な方の協力のもと工事を行い、近隣の方にも喜んでいただくことができました。辛いこともありましたが、大学時代に興味を持てたからこそ続けられたと感じています。学生の皆さんには、興味のあることを見つけ、挑戦することのできる学生時代を大切にしてほしいです。
【社会建設工学科の魅力】
充実した制度が魅力だと思います。在学中に留学を支援していただき、貴重な経験となりました。また生徒に寄り添った就職活動時の支援体制も魅力で、高い就職率に繋がっていると思います。

建設コンサルタント

【私の仕事の魅力】
先人が培ってきた日本のシビルエンジニアリングは、肉体労働の印象が強いかもしれませんが、DX(デジタルトランスフォーメーション)を駆使して生まれ変わろうとしています。
野田(のだ)敏雄(としお)
株式会社川越コンサルタント
技術部 勤務
(福岡県立小倉東高等学校出身)
2010年学部卒 2012年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
株式会社川越コンサルタントではインフラの設計・調査業務支援を行っております。 社会建設工学科での財産は、自分の自信につながる研究に出会えたことです。度重なる課題に対して先生・学生を巻き込みながら進めた研究は、今の自分のベースとなっています。 先人が培ってきた日本のシビルエンジニアリングは、肉体労働の印象が強いかもしれませんが、DX(デジタルトランスフォーメーション)を駆使して生まれ変わろうとしています。この一生に一度のチャンスをつかんで、一緒に日本を変えていきましょう。
【社会建設工学科の魅力】
社会建設工学科で修習できるシビルエンジニアリングは、どこでも、誰とでも働くことができるスキルであり、地元に貢献したい人から世界で活躍したい人まで幅広く活躍することができる学科・コースになります。

鉄道・高速道路

【私の仕事の魅力】
今の仕事から感じていることは、『仕事には、完璧な正解はない(誰も教えてくれない)』ということです。自分で考え、技術的な裏付けをしつつ導いて行く必要があるわけですが、その考え方の基礎を私は社会建設工学科で学びました。
浦木(うらき)大資(だいすけ)
西日本旅客鉄道株式会社 勤務
(鳥取県立鳥取東高等学校 理数科出身)
2012年学部卒 2014年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
私は、JR西日本で鉄道を支えるトンネル・橋りょう等を管理する部門で働いています。入社当初は、設備の検査・修繕工事の計画から施工管理まで実施していましたが、現在は、今後の設備管理のあり方や激甚化する災害への減災対策検討といった企画業務を行っています。今の仕事から感じていることは、『仕事には、完璧な正解はない(誰も教えてくれない)』ということ。自分で考え、技術的な裏付けをしつつ導いて行く必要があるわけですが、その考え方の基礎を私は社会建設工学科で学びました。そんな大学で、皆さんも学び、社会で活躍されることを願っています。
【社会建設工学科の魅力】
社会建設工学科の魅力は、土木に関する基礎知識を学べるうえに、企業と合同研究を行うことができるため、大学時代から社会人と議論できる場があることです。また、山口という土地柄、九州や四国、関西の人など多くの人とも出会う機会があり、‘人としての幅‘も広げることができます。

公務員

【私の仕事の魅力】
私には小学生の子どもが二人いますが、出産前と同様に働いており、公務員は結婚、出産しても土木技師として輝ける職場だと思います。
(あずま)亮子(りょうこ)
広島市役所 西区役所
維持管理課 勤務
(広島市立舟入高等学校 普通科出身)
2008年学部卒 2010年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
現在は区役所で土木技師として公園の担当をしており、維持管理業務(木の剪定、公園施設の修繕など)や工事(遊具の更新など)の発注等を行っております。業務や工事の受注者、市民の方と話をする上で、大学で学んだ幅広い知識が活かされていると思います。自分が設計から携わった公園施設が形になったときはとてもやりがいと達成感を感じます。 また、私には小学生の子どもが二人いますが、出産前と同様に働いており、公務員は結婚、出産しても土木技師として輝ける職場だと思います。
【社会建設工学科の魅力】
私は社会建設工学科の東アジア国際コースを卒業しています。現在は、海外での活躍する場が多くなっており、私の主人も社会建設工学科の卒業生ですが、海外赴任の経験があります。東アジア国際コースは海外で活躍するための仕事の仕方が勉強できる数少ないコースです。
【私の仕事の魅力】
地元の声を直接聞ける距離感なので、良い意見も悪い意見も活力にできるのが地方公務員の魅力だと思います。
長友(ながとも)美貴(みき)
宮崎県庁 西都土木事務所
道路課 勤務
(宮崎県立宮崎北高等学校 普通科出身)
2014年学部卒
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【高校生へのメッセージ】
私が高校生の頃、やりたいことが見つからず、どの学部にするかさえギリギリまで悩んでいました。 そんな私が、縁あって土木の道に進み、今は地元である宮崎県の道路や河川の整備、災害復旧、都市計画等に係る仕事に就いています。 インフラ整備のための設計・施工時期・現場で発生した問題への対応・工事完了後の維持管理まで、ほとんど全ての業務に携われますし、地元の声を直接聞ける距離感なので、良い意見も悪い意見も活力にできるのが地方公務員の魅力だと思います。
【社会建設工学科の魅力】
土木分野における幅広い知識を得られることです。 未だに当時の教科書を開き、勉強することがありますが、当時の勉強による知識+現場で得た経験により、更に深く理解することができます。
 
【私の仕事の魅力】
中国地方の道路整備計画の検討などを主に携わっており、関わってみたいと思っていたことができ、充実しています。
米本(よねもと)達哉(たつや)
国土交通省 中国地方整備局
道路部道路計画課 勤務
(山口県立山口中央高校 普通科出身)
2015年学部卒
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【高校生へのメッセージ】
社会建設工学科で研究されているメタンハイドレートなどの地質系の研究に興味があり、進学を決めましたが、4年間幅広い専門分野の知識や工事現場見学などの経験ができたことで、いろいろな内容に興味を持つことができました。現在の仕事は中国地方の道路整備計画の検討などを主に携わっており、関わってみたいと思っていたことができ、充実しています。 また、社会建設工学科は人数が多い学科で、実験・実習の回数も多く、コミュニケーションをとる機会が多かった印象があります。今の仕事も同様にコミュニケーションをとる機会が多いため、とても活かされています。
【社会建設工学科の魅力】
土木分野を総じて学ぶことができ、実験や現場見学などもあるため、いろいろな興味が湧きやすい環境です。4年生になると研究室に配属されますが、企業体系と似た体系を経験できるため、ちょっとした社会人経験もできます。また、就職支援も充実していることは大きな魅力です。

研究者

【私の仕事の魅力】
事実として忙しい日々ではありますが、指導学生の受賞に携わったり自身の研究をより発展させたりすることができ、非常にやりがいを感じています。
岡崎(おかざき)泰幸(やすゆき)
松江工業高等専門学校
環境・建設工学科 勤務
(山口県立岩国高等学校 理数科出身)
2013年学部卒 2015年博士前期課程修了
2019年博士後期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
私は現在、トンネル工学を専門とする教育者・研究者として、松江高専で働いています。
高専では、教育(授業や学生指導など)と研究の両立が重要視されていることから、私もその両立を目指して日々邁進しています。
事実として忙しい日々ではありますが、指導学生の受賞に携わったり自身の研究をより発展させたりすることができ、非常にやりがいを感じています。
教育と研究、2つの良さを最も味わえるのは高専教員だと思っていますので、興味のある人は是非進路の選択肢の1つにしてほしいです。
【社会建設工学科の魅力】
大学院では学部4年までと違い、1つの分野についてより深く学ぶことができます。 また、自身の研究と長期間向き合い、研究成果として形にすることで、思考力・文章力・表現力(プレゼン力)がかなり身につきます。 これらは社会に出ても必要とされることですので、私は是非大学院へ進学することをお薦めします。
【私の仕事の魅力】
基礎的な研究から新たな技術の開発、構造物の設計・維持管理に必要な基準類の作成等を通して社会に貢献できるやりがいのある仕事です。
佐々木(ささき)(とおる)
国立研究開発法人土木研究所
道路技術研究グループ トンネルチーム 勤務
(香川県立高松西高等学校 普通科出身)
2015年学部卒 2017年博士前期課程修了
 
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【高校生へのメッセージ】
日々、トンネルの施工や維持管理に関する研究を行っています。 基礎的な研究から新たな技術の開発、構造物の設計・維持管理に必要な基準類の作成等を通して社会に貢献できるやりがいのある仕事です。 社会建設工学科時代に講義や研究室のゼミで学んだ学問はもちろん、大学時代に企業等とやり取りをして研究を行った経験など多くのことが現在の仕事に役立っていると実感しています。
【社会建設工学科の魅力】
社会建設工学科は「土木」を学ぶ学科ですが,「土木」の中でも様々な分野があり、自分がやりたいことが必ず見つかる学科だと思います。 また、私は大学院を修了していますが、大学院で得た人脈・知識は必ず社会人になってからも活きてきます。

起業家

【私の仕事の魅力】
これまでに多くの分岐点がありずいぶん遠回りもしてきましたが、選択してきた結果今こうしていると思うと感慨深いです。
森本(もりもと)真吾(しんご)
ドボクリエイト株式会社 代表取締役
(広島城北高等学校 普通科出身)
2002年学部卒 2004年博士前期課程修了
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【高校生へのメッセージ】
東京での商社勤務、山口大学へ教員として戻ってきたのち、大学の敷地内で建設系コンサルタントを立ち上げました。下から数えた方が圧倒的に早い成績だった学生の時分から考えると「まさか」の連続のような人生です。これまでに多くの分岐点がありずいぶん遠回りもしてきましたが、選択してきた結果今こうしていると思うと感慨深いです。皆さんにもたくさんの分岐点が待っています。道に迷ったら、ぜひ面白そうな方へ進んでみてください。
【社会建設工学科の魅力】
学生の時は全く感じなかったのですが、今振り返ると、土木を学ぶということは国土を守るということにつながります。こんなこと言うとおっさん臭いですが、ぜひ、「世のため,人のため」になる勉強しませんか。面白いですよ。