2022年11月11日、鈴木素之研究室の学生他18名が、茨城県つくば市にある防災科学技術研究所を訪問し、雨雲をとらえるレーダーや高精度の地震計など数多くの防災に役立つ機器・実験施設を見学させていただきました。なかでも、大型降雨実験施設において時間300ミリの降雨を実際に体験し、豪雨の威力を肌で感じることができました。この施設では、造成した斜面に人工降雨を与えることで崩壊や土石流を起こし、発生時の条件や斜面内部の状態を計測して、土砂の到達距離・エネルギーなどを明らかにした研究成果が多数発表されています。同施設は災害大国の日本にとって非常に有用なものであると思いました。今回の見学は、土質力学や地盤防災学を日ごろ勉強する学生にとって貴重かつ有益な経験になったと思います。末筆ながら、同研究所の皆様に謝意を申し上げます。