創成科学研究科環境共生系専攻の福丸大智さんが第1回九州圏水工学研究会で最優秀賞を受賞しました
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2024年10月23日 12:01
2024年9月9日(月曜日)、10日(火曜日)に第一回九州圏水工学研究会が開催され、大学院創成科学研究科環境共生系専攻博士後期課程2年の福丸大智さん(流域環境学研究室)が発表した「深層学習を用いた気候変動が中国地方一級水系の河川水温に及ぼす影響に関する検討」が最優秀賞を受賞しました。
福丸さんの発表は、 AI技術の一つである深層学習を用いて、中国地方一級水系の河川水温を流域スケールで予測可能とするモデルを開発するとともに、気候変動が河川水温に及ぼす影響まで予測した点が特徴です。
受賞に関して福丸さんは、「身に余る賞を頂き、大変光栄であります。本研究を進めていく中で、深層学習モデルの有用性が示された一方で,課題も見えました。今後は、他の予測手法との比較や組み合わせ等も考えながら、水温予測モデルの高度化をしたいと考えています。指導教官を初めとした皆様に感謝し、研究を更に発展させます。」と述べています。
福丸さんのますますの活躍を期待するとともに、本学は今後も学生の研究活動の支援に努めてまいります。