社会建設工学科の教員が開発した地下水流向流速計に関する研究会が発足します！

　

　近年地下水・土壌汚染や地盤環境の監視の需要は高まる一方であり，簡易な地下水流向・流速の計測技術が求められています．その一例としてペーパーディスク型簡易地下水流向流速計（山口大学工学部で開発・大起理化工業株式会社で発売中）は安価な地下水流向流速計測技術として2020年に登場しました．最近ではペーパーシリンダー型3次元流向流速計の開発も始まっており，これらは地下水の動態を解明するための大きな発展の可能性を秘めています．

　しかしながら地下水流向流速の簡易計測はその歴史が浅いため地下水流向流速計測技術としては計測例が多くなく，多彩な現場への活用例や問題点共有などユーザー同士および地下水に携わる企業・研究者・専門家同士の情報交換が必要です．そこで，ここに「地下水流向流速簡易計測研究会」を発足するものです．なお研究会の開催時の実費徴収を除き年会費は無料です．ご関心のある方の多数のご入会をお待ちしております．

 

世話人代表　山本浩一（山口大学大学院創成科学研究科/社会建設工学科）

 

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後日第１回総会（オンライン，2023年4月中に開催予定）へのご案内を差し上げます．