地域のインフラを探せ!小学生が土木の役割を学ぶ(学科教員による出前授業)

カテゴリ: 2022年12月09日 17:09

12月1日(木)、宇部市立原小学校3年生の総合的な学習の時間において、出前授業を実施しました。9月に実施した「身近なインフラを探してみよう!」をテーマに学んだインフラに気付いた子どもたちは、その後、地区を3エリアに分けて地域のインフラ調査を行い、発見したインフラとその役割について調べた内容をタブレットを使ってスライドにまとめたものを準備し、今回の授業では、そのスライドを使ってグループプレゼンテーションを行いました。その過程で疑問に思ったことや、調べてもわかりにくかったこと、もっと知りたい内容について質問を受け回答しました。中には、学校近辺を流れる梅田川の”床張り”や”測量点”に着目した発表もあり、こどもが向ける視点の素晴らしさに感動をしました。9月に鈴木准教授の授業を受けてから親子で出かける時にインフラ探しをしているご家庭もあると伺い、子どもたちが生活の基盤となっているインフラに主体的に目を向けてくれるようになったことを知って嬉しく思います。また、今回の出前授業において、こどもたちがタブレットを使いながらプレゼン発表する姿を拝見し、ICT教育や地域連携にも力を入れておられる小学校のすばらしさを感じました。