卒業生からのメッセージ

本学科を卒業し、社会で活躍されている先輩方からメッセージをお送りします。
山口大学工学部HPの「卒業生の声」でも社会で活躍されている先輩方からのメッセージがあります。


私は1987年に建設工学科を卒業し、ノルウェーの大学院留学を経て、現在はインドのバンガロール地下鉄プロジェクトに従事しております。インドでは日本の円借款により4つの大型地下鉄プロジェクトが実施されております。土木は英語で”Civil Engineering”と表現されるように、市民生活の基盤をなす分野です。鉄道、道路や橋といった代表的なものから水資源開発、都市開発、安全・環境分野など世界中に広い範囲のプロジェクトがあり、日本のCivil Engineeringは世界有数の技術と管理能力を有しております。若いみなさんがCivil Engineeringを学び、この世界の市場を目指してくれることを期待しております。(阿部玲子1987年 建設工学科卒)


”人の役に立つ”ものづくりがしたい、そう思ってこの学科に入りました。現在、私は地盤工学を専門とする研究者・技術者として、メタンハイドレート開発プロジェクトに携わっています。“燃える氷”と呼ばれるメタンハイドレートは、次世代エネルギー資源として期待されています。実験や数値シミュレーションを繰り返し、開発による海底地盤への影響を予測するのが私の仕事です。時には各国の専門家と協議しながら計画を進めていきます。この学科で学んだ専門性と東アジア国際コースで培った英語でのコミュニケーション力は欠かせません!水深1000mに存在するメタンハイドレート堆積層の特性を解明し、実用化に向けた研究開発を行う醍醐味は格別です。(米田純2008年社会建設工学科東アジア国際コース卒)


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私は現在、建設会社の設計部門で働いています。現在、多くの建設会社では女性の採用に積極的に取り組んでおり、多数の女性土木技術者が活躍しています。私の仕事は、工事現場で発生した予想外のトラブルや設計変更に対応し、関係各所と調整を行い、安全で合理的に工事を進めていくことです。たくさんの人と関わる仕事ですので、社会建設工学科で学んだ土木に対する幅広い知識が活かされています。
土木の仕事のやりがいの一つは、自分が関わった仕事が、将来まで使われ、評価されることです。また、公共性が高く、多くの人の生活の基盤を支えるスケールの大きな仕事で、その活躍のフィールドは世界中に広がっています。悩むことも多いですが、とてもやりがいのある仕事です。いつか皆さんと一緒に仕事ができることを、楽しみに待っています。(濱慶子2009年社会建設工学科東アジア国際コース卒)


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I have had the pleasure of studying at Yamaguchi University for the past 3 years as a PhD student, and I highly recommend the experience to anyone looking to both improve their Japanese ability and get the taste of true university lifestyle in Japan. The beautiful campus and friendly student population have made my time at there really special. The days have gone by so fast and I didn’t feel ready to back home yet!
The teaching staffs at Yamaguchi University are rich in personality and their classes are both interesting and informative. In truth, I feel less like a student but feel more like a family member here, as the care received from the staff extends beyond mere concern for your learning progress. The administrative staffs are just as helpful, striving daily to ensure the student’s needs are met, often coming to the rescue outside of school hours and even weekends.
I had the pleasure and honor of being as a member of Prof. Sekine’s Laboratory. From the moment of my arrival and introduction to Prof. Sekine and the laboratory members, I instantly felt welcome and belonging as part of the laboratory. I received valuable guidance and help from Prof. Sekine and fellow laboratory members. The weekly laboratory seminars brought me in contact with fresh publications and enhanced my spectrum of knowledge in environment, science and engineering. But most importantly, I had the opportunity to come to contact with unique individuals of various cultures and backgrounds, sharing a rewarding and stimulating daily reality.
For all of the above I am truly thankful, and I feel truly privileged to have had the opportunity to study at such a quality tertiary institution, and I’ll never forget the time that I spent at there.
Riyanto Haribowo (Awarded Ph.D in 2014)


築地大橋にて

私は、橋の設計検討から自社工場による製造、架設までを一括して請け負う、『橋梁メーカー』で働いています。入社後は設計部門に所属し、1年目から横浜の大型案件を主担当していました。悪戦苦闘しながらも多くの知識を吸収する毎日を過ごし、設計業務もほぼ終盤を迎えております。そして、入社後3年目となる今年、ずっと志望していた現場架設・計画部門への配属が決定しております。私の会社では女性現場監督第一号になります!現在、橋梁業界では、女性ならではの細やかな気配り・目配りへの期待から、現場監督としての活躍が注目されており、女性にとっては追い風が吹いていると実感しています。また、山口大学 社会建設工学科には、厳しい時代を切り拓いてきた女性技術者の先輩方が多数いらっしゃいます。私も、在学中には貴重な体験談をうかがい、将来に向けてエネルギーを注入していただきました。大学から始まるつながりを大切に、みなさまと共に成長していく日が来ることを楽しみにしています!(尾上枝里 2011年社会建設工学科東アジア国際コース卒・2013年大学院理工学研究科修了)