女性の就職について

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写真引用:「土木女子!」㈱清文社


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社会建設工学科女子学生の就職は好調です.公務員においては,政府の女性採用者30%目標を背景に,H27年4月採用として,国土交通省に4名が内定しました.地方官庁においても,山口県庁(2名),東京都特別区(1名)に内定しています.民間企業も,JR西日本,JR九州,八千代エンジニヤリングなどの優良企業に内定した他,建設会社,コンサルタント会社などで多数の卒業生が活躍しています.中でもオリエンタルコンサルタンツインディア社長の阿部玲子さんは,インドで地下鉄建設工事に携わるなど世界を舞台に働いておられ,外務省の2013年版ODA白書の表紙にも採用されています.








女性技術者の方からのメッセージ


私は1987年に建設工学科を卒業し、ノルウェーの大学院留学を経て、現在はインドのバンガロール地下鉄プロジェクトに従事しております。インドでは日本の円借款により4つの大型地下鉄プロジェクトが実施されております。土木は英語で”Civil Engineering”と表現されるように、市民生活の基盤をなす分野です。鉄道、道路や橋といった代表的なものから水資源開発、都市開発、安全・環境分野など世界中に広い範囲のプロジェクトがあり、日本のCivil Engineeringは世界有数の技術と管理能力を有しております。若いみなさんがCivil Engineeringを学び、この世界の市場を目指してくれることを期待しております。(阿部玲子1987年 建設工学科卒)


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私は現在、建設会社の設計部門で働いています。現在、多くの建設会社では女性の採用に積極的に取り組んでおり、多数の女性土木技術者が活躍しています。私の仕事は、工事現場で発生した予想外のトラブルや設計変更に対応し、関係各所と調整を行い、安全で合理的に工事を進めていくことです。たくさんの人と関わる仕事ですので、社会建設工学科で学んだ土木に対する幅広い知識が活かされています。
土木の仕事のやりがいの一つは、自分が関わった仕事が、将来まで使われ、評価されることです。また、公共性が高く、多くの人の生活の基盤を支えるスケールの大きな仕事で、その活躍のフィールドは世界中に広がっています。悩むことも多いですが、とてもやりがいのある仕事です。いつか皆さんと一緒に仕事ができることを、楽しみに待っています。(濱慶子2009年社会建設工学科東アジア国際コース卒)


築地大橋にて

私は、橋の設計検討から自社工場による製造、架設までを一括して請け負う、『橋梁メーカー』で働いています。入社後は設計部門に所属し、1年目から横浜の大型案件を主担当していました。悪戦苦闘しながらも多くの知識を吸収する毎日を過ごし、設計業務もほぼ終盤を迎えております。そして、入社後3年目となる今年、ずっと志望していた現場架設・計画部門への配属が決定しております。私の会社では女性現場監督第一号になります!現在、橋梁業界では、女性ならではの細やかな気配り・目配りへの期待から、現場監督としての活躍が注目されており、女性にとっては追い風が吹いていると実感しています。また、山口大学 社会建設工学科には、厳しい時代を切り拓いてきた女性技術者の先輩方が多数いらっしゃいます。私も、在学中には貴重な体験談をうかがい、将来に向けてエネルギーを注入していただきました。大学から始まるつながりを大切に、みなさまと共に成長していく日が来ることを楽しみにしています!(尾上枝里2011年社会建設工学科東アジア国際コース卒・2013年大学院理工学研究科修了)